陽だまりのなかで

昨日よりも今日もっと好きになったから明日はもっともっと好きなんだろうな

#ジャニオタと就活 その1

先日内定式を終えて、学生生活も残り時間6ヶ月となりました。それなりに頑張って就職活動したのにいざ社会人という肩書きが差し迫ると吐き気がするほど嫌になってきた………

まぁそんなことは置いといて、ずっと書きたいと思ってたジャニオタと就活について書きます。オタク的に割と面白い就活をしたんじゃないかなって思います笑 (面白い就活とは)
タメになるか分からないけど、
やりたいことなんて特にないからせっかくだったらオタクっぽい就活したい!
思ってふざけた就活をしてみました。

つまりはどういうことかというと、
ジャニオタならなじみのあの企業やあの企業のインターンに行ってみたり選考を受けてみた(途中から割と本気で)話や、現場との両立の話などをしています。

ちなみにめちゃくちゃ長くなったので、結果的に一万字レポートになってしまったw
結構詳細に選考内容を書いてるところもありますがそれはまあ当然落ちたから書けてますwあとインターンや説明会の段階でネット上に詳細書くなと同意書を書かせられたところはぼかして詳細書いていません。もちろん特定を避けるために私の内定先の選考のことも一切触れてないので、これらを念頭に置いてくださいw




私について
・関東の某国公立大学に通うオタク
・8割が院進するド理系学科
高校の時得意科目だったので今の学科に入学したけど専門の授業を受けてく中で周りとの学力の差と熱量の差を感じて勉強することが死ぬほど嫌になり学部就職を心に決めたのは大学2年の夏のこと(遠い目)。
・サークル無所属
1年の時に入ったけどつまんなくて即やめた
・バイト戦士
バイト代の全てをアイドルと旅行に費やす生活をしていた4年間
・肩書何もなし
よく言うサークルで代表やりました!とかバイトリーダーで売り上げを伸ばしました!とか留学してました!とかバックパッカーやってました!とか起業しました!とかアプリ開発しました!とかそういうものは何一つない凡人学生。しいて言えば大学2年の時に韓国に2週間サマースクールにいったことと、大学3年の時に留学生のチューターボランティアをしてた(しかし本当に人間関係構築を面倒くさいと思ってしまうダメ人間なので数カ月でフェードアウトしてしまった最低人間...)
・好きなことはアイドルを観ること応援すること、コンサート舞台ミュージカルを観ること、ドラマを観ること、海外旅行
・学生時代は、毎日学校に行き授業を受けて放課後はほぼ毎日バイトをして週末は習い事か現場という生活をしてた
・学校の成績は中の下か下の上くらい。
・資格はTOEIC(600点台)と昔受けた英検3級と運転免許



学生時代(というか人生の中で)頑張ったこと→
一番頑張ったことはオタクだし!中学生からオタクだぞ!と思いつつそんなことお堅い面接官の前で言っても逆効果(一度だけ言ってみたけど逆効果だと悟った)なので、他のものをあげると、幼少期から今も習い続けている習い事(私のツイッターを昔からフォローしてる人は知ってるかもしれない)とそれに伴う課外活動、10種類以上経験してきアルバイト、大学受験。


就活開始時の軸→
第1希望:出来ればマスコミ系エンタメ系の仕事が良い。なぜならオタクなのでできるだけ"好き"に関われる仕事が良いから。その方が絶対人生楽しいと思ったwでもかといってプライベートの時間が無い激務は嫌だったのである程度の給与があるところが良かった。となると超人気企業しかないので高倍率…
第2希望以下:マスコミ系に付けないのなら正直職種はなんでも良いと思っていた。首都圏勤務全国転勤なしの総合職土日休みホワイトで口コミサイトや四季報で平均年収700万以上のものならどこでもよかった。


私の就活は、本当にまっさらな状態から始まりました。とにかく将来やりたいこと、つきたい職というのがこれと言ってなく、強いていえばエンタメとアイドルが死ぬほど好きなので関連の職につけたらきっと人生楽しいよなぁ〜くらいのことをぼんやり考えていたくらいで、大学で勉強してきたことを活かしたいとも思わず(というかむしろ本当に専門の勉強を嫌いになっちゃってたので絶対に関連職につきたくなかった)、周りで学部就活する子も少なく手探りで辛かったです…。
まずは興味のあることから始めよう、名のある企業のインターンに行ってみようと思って3年のインターン解禁の頃くらいから就活を始めました。



<大学3年6月〜8月>
テキトーにリクナビマイナビに登録をし、テレビ局ほぼ全てと有名企業を業界問わずとりあえずエントリー。そのあとテレビ局とタイミング合う企業だけESを出し、2社面接を受けました。テレビ局は、私はドラマが大好きでとにかくドラマ制作をやってみたかったのでプロデューサー職?という部門に出した。そしたら本当にシナリオを書けみたいなESでめちゃくちゃこっぱずかしかったな…あと自己PR動画も必須で、それもめちゃくちゃ恥ずかしかった〜お願いだから動画返して欲しい。長期インターンは拘束される感じが嫌だったので2〜5日間くらいのものしか出さなかった。結果は、テレビ局はESで全落ちしw、某有名キャリアのインターンに合格して参加しました。何か役に立ったか?って言われると分からないんだけど、チームでひとつのものを限られた時間の中で作り上げて発表するっていう作業は多分その後に就活に生かされた収穫だったのかな〜って今振り返ると思います。このインターンの初日、なんか目立つことしなきゃ...!と思った私は50人くらいの前での自己紹介で「特技は!ノールックメモ取りです!そして私の名前は覚えなくて良いので神宮寺勇太くんという名を覚えてください!」と何故か自らオタク公言して最終日までいじられ続けました。なんでこんなことしたんだろ?ほんとに。


<大学3年9月〜11月>
もうこの時期が〜信じられないくらい抜け殻のような日々を送ってて、特にこれといった就活をしませんでした笑するのを放棄してた笑そして大学も死ぬほど嫌だった。
夏の数日間のインターンで力尽き、周りの子が業界研究とかなんだか言ってる話に全くついていけず、ほんとにやりたい仕事ってなんだろう?私何がしたいんだろう?というか仕事しなきゃダメなの?なんで人々は職につくの?という初期地点に戻り、毎日ぼーっとして過ごしてました。
で、それでも私はテレビが大好きなオタク人間なので、この時期何にハマっていたかというと、なんとびっくり岡田将生です。
この時期落語心中というドラマをNHKがやってたんですけど、エキストラバイトでたまたまこのドラマに参加する機会があり、その時間近で見た着物姿の岡田将生がまぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー信じられないくらいの本当に信じられないくらいの本当に身震いするほどの美しさで、それに衝撃を受けてしまい、どハマりしてました。今まで散々色んなアイドルなり有名人なりをステージだったり遭遇だったりで近くで見た事あったけども、紛れもなく今までで一番美しいと思った芸能人でした。ダビデ像かと思った。アムゾンプライムで配信されてる過去出演作品を全て制覇し、YouTubeなどで動画を漁りまくり、「ゆとりですがなにか?ってドラマ好きだったな私〜そういえば岡田将生出てたな〜」という記憶を思い出し、そのままゆとりですなにか?というドラマに私は大きな影響を受け始めます。このドラマで島崎遥香演じるゆとりちゃんがまさに私と同じく就活生役だったんですが、自分が何がしたいか分からなくなりガールズバーのバイトを始めたり岡田将生の友達に片思いしたりで一皮むけて内定が決まるという話があったんですが、このドラマに感化された私は「え?じゃあ私もガールズバーでバイトしたら何か変わるかな?」と思い、「ガールズバー バイト 東京」をGoogle検索にぶちこむところまでやってましたwwwあとは、岡田将生とこのゆとりですがなにか?というドラマにハマり過ぎたせいで、「じゃあもういっそ役者になろうかな?」と思い、「芸能事務所 オーディション」と検索し、履歴書を用意して途中まで書くところまでやりましたwww(ガチ) 本当に傍から見たら笑っちゃうほど、1人で葛藤し、理性を失っていた時期ですw


<大学3年12月>
ついにテレビ局の就活がスタートしました。まず始まったのが汐留と赤坂の企業。まずESとwebテストと自己PR動画の書類選考。
どちらも志望理由ガクチカなどの定番はあって、それプラス、汐留は「一番心に残ったコンテンツと理由」赤坂は「人生最大の決断をドキュメンタリー番組にした場合のタイトルとあらすじ」「自分自身にハッシュタグを5つつける」という変わった項目がありました。自己PR動画の課題は忘れた...でも自室で自撮りした適当なものだったけど全然大丈夫だったので多分こだわらなくて大丈夫だと思うw
どちらもESは通ってそのまま一次面接。もうこれがすごい。なにがすごいって人がすごい。番組制作の職は10人ちょっとの採用なのに、多分2000人以上いたと思う。2日間面接日があって、一日あたり10個くらい時間帯が選べて、1回あたりに100人以上くらいいた気がする。で、面接も大部屋を簡易のブースで20個くらいに区切られてて面接官2人に対して一人当たり20分くらい。与えられた時間も短いし、流れ作業のような感じがしました。エンタメ好きだしドラマ大好きだしドラマ制作したいな~くらいの気持ちで面接を受けに行った私は、これが初めての本選考でした。なので結果はボロボロ。聞かれたことはESに沿った内容で多分就活生にとっては一般的な質問項目ばかりだったので今思うと簡単だけど当時の私の出来はひどかった。ガクチカも固まってないし、志望理由も通り一遍だし、なにより面接官だったおそらくは男性アナウンサーの人の顔が好きすぎて凝視してたらいつの間にか終わってた....。会場には同じようにテレビ大好き!な子達やテレビそこまで見ないけど体力はあります!といったガチ体育会系(多分この層が一番面接に強そうだった)や面接練習がてら受けて見たミーハーっ子という3種類くらいでした。早い選考だったので、とりあえずテレビ好きだし受けてみた♡みたいな層が多くて、そういう層はこの一次面接や次の二次面接でバッサリ落とされます。かく言う私も残念ながらその一人....。
偉そうに比較してみると、汐留と赤坂だったら、赤坂の方が面接人数が少なかったので多分ES通過率が低かったと思う。だからか、待機室の時も面接の時も対応が丁寧だった。赤坂の方は割と手ごたえがあったのにあっさり落とされて結構悲しかったな~~~....。テレビ局就職の難しさを実感しました。


<大学3年冬休み~2月>
エンタメ業界の厳しさを痛感した私は、エンタメ業界をゆるゆるみつつも、保険を掛けるためにもう一つ志望業界を見つけることにしました。志望業界を決めるにあたって私が選んだ方法が
消去法!(本当にひどい)
とにかくこれといった志望業界のなかった私はとりあえず業界問わず聞いたことある企業の説明会などに行ってみたけど、そこで感じたのが、私はお堅い職種が苦手だということ。説明会のスライドの雰囲気で感じた、堅~〜い雰囲気が性格的にムリだった。性格的に、人に縛られることが嫌いな私は、細かく丁寧で年功序列で所謂お堅いお仕事が苦手だと気がついた。だから、できるだけそういう雰囲気ではないもう少し裁量権のある緩やかな雰囲気のある業界が良いなと感じました。そのうえで、エンタメ職じゃなければ転勤なんてしたくない!と思っていたので、首都圏勤務で、転勤がなくて、年収もそれなりにあって、総合職で~となると必然的に絞れるんですよね。だから保険をかけて志望業界を決めました。これから先この業界のことをA業界と言うことにします。

でとりあえずA業界を保険として絞った私は、とりあえず関連の企業2,3個の1日とか2日のインターンに参加して業界研究をかる〜くし始めました。どういう体型でそれぞれどんな違いがあるかを少しずつ学び始めます。

それと同時進行で私の好きなエンタメ業界のインターンにも応募し、選考を通過し、無事ジャニオタなら誰しも知ってるあの有名企業に行ってきたよ!(鼻息を荒くして)
ひとつは…………
はい、みんな大好き某ドル誌の編集社!!!!
芸能誌インターンはなかったのでファッション誌だったんだけど、楽しかったなぁ〜〜〜半日だけだったけど楽しかった。
参加者のうち体感3割ジャニオタ5割ファッション好き2割出版社ガチ勢って感じだった。
ファッション誌のインターンだったので、御社の歴史や特徴をまずは前半で学んで、後半は実際に特集タイトルをつけてみたり、グループで「就活生に役立つ特集!」というお題で誌面を具体的に考えてみたりしました。やってるときはすごく楽しかったんだけど、その場にいた編集者の人たちが割と顔が死んでて疲れてて、あ~大変な仕事なんだな...と感じましたし、企業として考えるとこれからのペーパーレスの時代どうやって生き残っていくのかな...どんどん売り上げ下がってるけど...という先細り感は感じました。
ちなみにこのとき、編集者の人がおっしゃってたんですが、
読者アンケート、めちゃくちゃよく読んでるそうです!!!!
やっぱりまだまだアナログなので、読者からの直のアンケートはすごく励みになってるし、かなり参考にしているそうです。だから、ジャニオタがよくやるお礼や要望等のアンケートはかなり生きてるんだろうなぁと思いました。

で、もうひとつが.........
はい、渋谷の某テレビ局!!!!!!
これが本当に良かったんですよね~~~~。ドラマが大好きなのでほんとはディレクター職が良かったんだけど、時期が合わなくてニュース制作のインターンに参加しました。残念ながら誓約書書かされたから詳細話せないけど...。
でも、今まで感じてきたキー局の高圧感とかおごった感じとか陽キャ感とか体育会系感が全くなくて、社員さん全員低姿勢で丁寧で優しくて真摯で頭がよくて、会社全体の魅力を強く感じました。内容も、「え!?こんなところまで見せてくれるの!?え!?この人にも会わせてくれるの!?」と思ったほど充実した内容で、すごくよかったんですよね。少人数で質問に答えてくれる座談会の時間もたっぷり用意してくれていたので、色んな話を聞くことができたし、こちらの相談にも乗ってくれて。しかもインターンに参加したらさらに勉強会というより少人数の相談会のようなものも用意してくれて。これをきっかけに私は生半可な気持ちじゃなくて、本当にこの会社に入りたいと思いました。全国転勤もどんとこい!という気持ちで。

こんな風にインターンに少しずつ行き、何となく志望業界が絞れて、展望図が見えてきたところで、3月になります。
あ、そういえば2月末に1週間くらい海外旅行に行ってたりしてたので割と余裕こいて遊んでました笑




異様に長くなったので2回に分けます!前半はここまで!