陽だまりのなかで

昨日よりも今日もっと好きになったから明日はもっともっと好きなんだろうな

#ジャニオタと就活 その3

ジャニオタと就活完結編です~~~~~~~めちゃくちゃお待たせしました。そして今回も4000字超の長文...。
季節はめぐり、なんかかわいい名前した憎たらしいウイルスが流行り現場や旅行が中止になって鬱真っ最中ですが、なんとか生きてます。ふじわらくん結婚してほしい。
経団連の取り決めがなくなったとはいえ、今日から本格的に就活始まると思うのでその前に!
その1,2はコチラ
monkichi3013.hatenablog.com
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 <大学4年5月>
奮闘する中で何とか4月中に志望業界の内定を1つゲットしました。
でも正直その会社に就職する気持ちはまっっっっっっったくなかったです。
志望業界の志望業種ではあるものの、口コミサイトなどでの評判が悪い、お給料があまりよくない、残業が多い、などの理由で全く行く気がなかった。
内定が出ると、内定期限というものが設けられていて、一応期限までに署名しなきゃいけないんですよね。その誓約書を出した後は辞退しちゃいけないのかな...と不安に思っていたのですが、実際法的拘束力はないらしく、辞退は内定式の1カ月前までOKらしいって知恵袋に書いてあったので、一応承諾書だけ提出しておきました。



私の志望業界は暦通りのお休みだったので、GWはアルバイトしたりキンキーブーツを観に行ったりチケ業務したりキスマイドームに行ったりしました♪
ひとつ内定がもらえている安心感と、GWのお休みモードですっかりやる気がなくなっていたまま、GW明けに夏インターンに参加した某企業の早期選考を受けました。
インターン枠だし割とイケるでしょ、と謎の自信を持っていて、知ってる人事の社員さんとも面接前会ったりして余裕ぶっこいて受けた面接。

見事に玉砕。

あまりの出来の悪さに面接中に落ちたことを確信して後日届いた結果メールすら開かなかったです。
そもそも志望動機やら企業分析がつけ焼き刃なものばかりで、こっち突かれたらあっちでボロが出て、という感じで本当にぼろくそでした。





そこでやっと気が付いたんですよね。
私はまだ一度もまともな志望動機も、ガクチカも、言えていないことを。話している内容に筋が通っていないことを。
ちなみに私は、人にESを見てもらうこともガクチカを聞かれることも、恥ずかしくて本当に嫌だったので、先輩とか先生とか就活セミナーとかそういうものは全く利用せず、完全に独学でESを書いて面接対策もやっていました。
「やっぱり人に見てもらった方が良いのかな...」と思いつつも恥ずかしさが上回ったので何とか自力でやろう!と決意。
直近の面接がボロボロだったことと、今までのESや志望動機を振り返ってみて改めて出来の悪さを痛感し、このままではどこにも受からないと危機感を感じた私は、一度すべてをリセットし、0から見つめなおしました。
なので以下のやり方は完全自力なので正攻法ではないと思いますが紹介するw



まず、今まで受けてきた面接でよく聞かれる質問や流れをリストアップ。
・自己紹介
・学生時代頑張ったこと
・なぜその大学学部を選んだか
・なぜそのアルバイトを始めて続けたのか
・なぜそのサークル活動を始めて続けたのか
・なぜこの業界を選んだか
・なぜこの会社を選んだか
・なぜこの職種を選んだか
・今後やりたいことは
・逆質問


大体聞かれることはこれ。
大事なのが、具体性と関連性。
ひとつひとつの質問に対して、具体的エピソードと学んで得たことそしてすべて「だから御社を志望しました」ということに繋げることが大事。
例えば、私は大体習い事とアルバイトの話をガクチカで話していたんだけど、習い事の中で「自己分析力・ひとつひとつの課題を着実にクリアしていく力が身についたから御社でその経験が活かせます!」と話したり、「アルバイトの中で社会に対してこういう課題があることを痛感し、自らその作り手になればよいのでは?と感じてこの業界に興味を持ちました」という話を大体していました。
嘘は後々バレるからしない方が良いと思うけど、自分がやったことをかなり大きく話したり、友達がやっていたことをちょっと手伝った程度だけど自分が企画実行しましたみたいに話せば大丈夫。
とにかく、すべての話に具体的なエピソードを2個くらい用意しておくことと、だから御社を志望しましたという話に繋げることが大事。

あとは、業界・企業分析も大事!
業界とひとくくりにしても、BtoCかBtoBで違うし、どういう立場で仕事をしているのかも様々だし、それによって自分がする仕事が全然変わってくるので、そこをきちんと把握して御社の立ち位置を理解することは最低限必要です。で、まぁもちろんHPとか採用ページや最近の御社のニュースみたりして。私は面接で「今後やりたいことは?」と聞かれたときに直前にニュースサイトで調べて御社の新技術から妄想してこういう取り組みをやってみたいです!と話したら感心されて内定もらえたので軽く調べとくのは大事。


こうやって、ここまでの自分を見つめなおして、心機一転改めて面接を受けました。
その直後に受けたのが今の内定先の一次面接で、そこからスイスイ進んだし、その後の面接はほとんど受かっていったので、自分を見つめなおして計画を立てることは大事だなぁと痛感した。
ちなみに、その内定先の一次面接の翌日、私は嵐の札幌遠征に行っていたので、大通公園のベンチでアイスを食べてるときに突然電話がかかってきて、必死で対応したことを今でも覚えてるw位置情報向こうに表示されてたらどうしようって不安になったw




で、並行してオタク的な就活もしたよ!
受けたのはみんなが知ってる某大手広告代理店!
アイドルのCM企画したい!推しに会いたい!の下心だけで応募。
めちゃくちゃ倍率が高いことは知っていたのでまぁESも通らんだろうな~と思って完全ミーハー心で応募したらすんなり通りました。某就活掲示板が荒れてるのを静観してました。
当日面接に行くとまぁその名簿がすごい数。とにかくすごい数が受けていることを知り現実の厳しさを知る。大部屋がブース分けされていて2:2面接。しかも20分くらいしかない。それで何が分かるの!?ってキレそうでした。
聞かれたことは、簡単な自己紹介と入社後やりたいことと自分が最近ハマってるものを宣伝してというもの。



「最近ハマっているもの・・・」


私は考えました


記事に書いてるので分かる方いると思うけど、当時、私が猛烈にハマっていたのは、そう、あすかな。


これは、あすかなを広告代理店に今宣伝すれば、彼らの仕事につながる...?


そう持った私は攻勢に出ました。
私「バーチャルアイドルってご存じですか?」「今ジャニーズJr.のなにわ男子というグループに所属する男の子2人がバーチャルアイドルという試みに挑戦しており、毎日SHOWROOMで配信をしているんです。演じるのはアイドルを目指している男子高校生。これは実際中の人とは全く異なる年齢人物キャラクターであり、彼らは2つのキャラクターを同時並行で生きていることになるんです。毎日の配信の中でファンと直にそしてリアルタイムでメッセージを投げ合えることは(以下略)(ここまで一息)(オタク特有の早口)」




面接官、ドン引き。
そしてこれが原因か分からんけど、落ちました。
 でもまぁ言い訳じみて聞こえるかもしれないけど、この会社の説明会に行った時、社員の人が実際企画したプロジェクトを詳細に説明してくれたんですけど、ひじょ~~~~~に人を見下すような態度を取る人だったんですよね。「市に許可を取らなきゃいけなかったので市役所の頭の固いハ〇じじいに会いに行ったんだけど~」みたいな言い方をしていて、かなり引きました。そういうふうに優劣をつけ、人を見下すような差別的な発言をする人が普通に評価されていることも、そんな人が大勢の心を煽る広告を作っているのも気持ち悪いな...と思いました。そういう発言一つで私の場合はその会社まるごと信用をなくす。だから落ちても全くなんとも思わなかったですね。
 


あともう一つ!渋谷にある某TV局!
もう、本当に私はここに行きたかったです。
インターンの時の会社や社員さんの雰囲気がすごく良くて。また、エキストラで何度かドラマの撮影に参加した時も、すごく対応が良くて。ここで働けたらよいなぁと思いずっと第一志望にしていました。全国転勤必須だけど、そんなのドンと来い!と思って腹をくくってたくらい。
何より「推しに朝ドラ出てほしい!!!!!!!!!」という気持ちが一番の大きな要因w
そもそも朝ドラ大好き人間なんですけど、その朝ドラに岸くんとかおシゲとか、私の大好きな演技はジャニーズ出てほしい...という気持ちが強すぎて志望したw
大学に来たOBの話を聞きに行ったり、あらゆる方法で情報収集したり、本気で取り組みました。
でもまぁやっぱり狭き門なので面接で落ちました...。
面接の最後に「今後とも弊社を宜しくお願いします」と言われた時点で察して。抜け殻のまま朝のセンター街を抜けて渋谷駅に帰りました。



そんな感じの就活をしまして、6月1週目で私の就活は終わりました。
6月はリューンに行っていたので、朝面接をして、日本青年館でリューンを見て、その後バイトをして、という一日を過ごしたり。その朝の面接が最終だったんですけど、内定電話来たのがそのリューンの公演中だったwwww
一幕で電話が来ていたので幕間で折り返して話していたら、まぁ大きな声で「まもなく、二幕開演5分前です。」というアナウンスが響いてw絶対に向こうに聞こえていたと思うwwwもうあの時の二幕ほどの晴れ晴れとした気持ちで舞台を観劇することはないだろうなぁと思います。





結果から言うと4社から内定をもらいました。内2つが志望度が高くてギリギリまで悩みました。
全て同じ業界だったけど、それぞれ立ち位置がちょっと違うので、仕事内容も違くて、自分が実際にどういうことをやりたいか、を考えて決めました。
でも、本当のところ、一番の決め手は今の内定先の面倒見の良さと雰囲気かもしれない。
就活で色んな企業の説明会や面接に行くと分かると思うけど、「こんだけ大勢いるのに担当者一人しかいないの?やる気感じないな」「指定された時間に面接来てるのに待ち時間が異様に長い…この会社こんな無駄なことしてんの?」「そっちが指定した日時に面接行けなかったらご縁なかったと切り捨てる噂を聞いたこの会社…社員をコマとしか見てないんだな」「グルディスで1テーブルに試験官を1人も配置してないって、は?それで何を見るの…?」と感じることが本当にたくさんあるんですよ。
そういう感覚ってあながち間違っていない、と私は思っていて。
その中でも今の内定先は、連絡や面接当日の案内が非常にスムーズだったし、一人一人に担当の社員さんがついてくれたので面接前後やそれ以外常に親身になって相談に乗ってくれたし、社員を大事にしているんだなということを強く感じたので、ここだったら安心して働けるかな、と思って決めました。



長々就活ブログを書いてきましたが、まぁ言えることは、別に行きたいところに行けなくても死なない!終身雇用の時代は終わったんだから嫌なら辞めれば良い!そのくらいのつもりで就活してると精神的に楽です!あと私お守り代わりに胸ポケットにアクスタ入れて面接前にトイレで眺めてたりした!あと情報戦なので口コミサイトとか掲示板を軽く見てみたりするのも良いよ!ただ気にしすぎだと疲れちゃうから気をつけて!無理のない範囲で自分に合ったところを見つけてみてください!あと現場全然行けるよ!息抜き大事!ジャニオタ就活生ファイト~~~~~~~!