陽だまりのなかで

昨日よりも今日もっと好きになったから明日はもっともっと好きなんだろうな

#ジャニオタと就活 その2

季節はめぐり、キンプリツアーが終わり、私がPRODUCE 101 JAPANに頭のてっぺんまで浸かるほどハマっているうちに、2019年も残すところあとわずかとなりました。前回の記事にツイッターやマシュマロなどで反響くれた方ありがとうございました。第2弾待ってます!と言ってくださる方がいたのに日プに魂を抜かれていたので遅くなりました。では、どうぞ。

その1はコチラ
monkichi3013.hatenablog.com



<大学3年3月>
就活解禁日の3月1日。
その瞬間私は何をしていたと思いますか?
バイト先の人たちと飲み会帰りに、コンビニで買ったチューハイで解禁日を祝って酔っぱらってました。(どこまでもダメ人間)
めちゃくちゃ楽しかった。
そして酔っ払いながら1時くらいに家に帰っていくつかの企業にエントリーし、説明会の予約をしました。
ちなみにここで、なぜ解禁の瞬間にエントリーが集中するかというと、人気企業はエントリー開始してすぐ説明会の日程予約が埋まっちゃうんですよね。で、選考を受けるにあたって説明会の参加が必須という企業も多いので、みんな0時になった瞬間にエントリーするんですよね。でも2時くらいにエントリーしても結果的に大丈夫でした~いえ~い


そして怒涛の説明会と選考地獄が始まります。
本当に毎日スーツで都内を歩き回り、多いときは1日3つの説明会をはしごしたり、その間にESを出したりテストセンターでSPIを受けたり面接を受けたり...。私は土日にも説明会を入れていたりしたので3月は3回しかバイトをしていません。でも後から友達に言われたけど「基本平日休みの会社なのに土日に説明会開催して働かせるような会社、行きたくなくない?」って言葉に、確かに...と思ってその後は土日に就活をするのをやめました。
ハイヒールでスーツで一日歩き回らなきゃいけない、日本のこの就活スタイル、反吐が出るわ!!!!!!!と毎日思っていた。ストレスで肌も荒れました。
3月はまだ面接よりも説明会参加するのがメインの就活だったけど、それでも本当に疲れるんですよね。私が特に嫌だったのは、社員さんとの座談会。いや聞くことないし!!!!手取りと残業と雰囲気だけ教えてくれれば良いし!!!!と思いつつ、そういうわけにもいかないので、「やりがいは?」とかそういう当たり障りのない質問をして時を過ごしていました。
でも、まぁ、嫌々やっていくうちに、やっぱり自分の志望業界のA業界でも、説明会や座談会に参加することで、どういう業界図になってるのかイメージできるようになったし、その中で御社はどういう立ち位置なのか?同業社と比較してなにが強みなのか?ということが明確に見えてきました。手探り状態だった就活もやっとそれらしくなってきた。




そして並行しながらオタク会社も受けたよ〜!


はいみんな大好き出版社S社!!!!
エントリーシートがまず手書きでした。この時代に。すごいよね?定番質問に加え、好きな雑誌三冊、好きな映画3つ紹介しろ系があった。ジャニオタとしてエントリーした私はなんの躊躇いもなく、ドル誌、TV誌などを書きます。偉そうに感想も書いてました。あとフリースペースがあって自己PRしろという項目もありました。
さぁ、美術万年3の私。困った。
絵心もセンスもない私が編み出した術が、、、、


写真とラップ

自分の今までの中で一番面白い写真とそれに沿って5分で考えた即興自己PRラップを横に書き加えましたwwww

そして無事通過♡私の愛とドル誌TV誌の要望が伝わっただけで嬉しい♡

次は筆記試験です。
これがまぁ〜すごい。
マジでびっくりするくらい人人人。
ここはTOEICの試験会場か?ってくらい受験者がいる。だって大学まるまる借り切って試験実施してるんだもん。多分数千人いた。で大阪会場もあったので合計するとほんとに五千人くらいいそう。「毎日ニュース見てるから時事は大丈夫だし〜エンタメも余裕だし〜いけるっしょ♡」と特に対策しないで行った私、無事撃沈しました。あくまで出版社なので、もちろん文学問題が沢山出て、読み書き問題も多かったので、普段本を全く読まない&中学生の頃から漢字が苦手な典型理系女はお手上げでした。エンタメ問題多ければいけるっしょ♡と思ってたけどそんなに多くなくて…。ただ「昨年公開されたセンセイ君主実写映画の主人公を演じた俳優は、①平野紫耀中島健人竹内涼真吉沢亮」みたいなふざけた問題はありました。オタクみんな分かる。
せめて面接までいってネタとしてブログに書きたかったのに見事に跳ねられました…出版社に入るのは本当に大変なんだなと改めて思いました…。



当時私は業界を完全に絞っていたわけじゃなかったのでテキトーに聞いたことある企業の説明化の予約も入れたんですが、説明会はしごの後に会社に向かおうとしたとき、「本当に私興味あるのかな?...ないな、帰ろ」と思って帰ったこともあります。
でもね、そういう日があってもいいと思う。
あと、説明会に行く日に家に定期を忘れて「取りに帰ったら間に合わない...でも定期区間内でタダだったものに交通費払うのは惜しい...よし、帰ろ」と思って家に帰ったこともあります。みんなきっとあると思う。でも結局自分にとって興味のない会社だったんだってことだし。自分の気持ちを押し殺して無理に向かってもその後辛くなるよって言いたいです。


本当に辛かった3月でしたね。(総括)
割と志望度の高い企業の一次面接があって、それが風変わりで、お題を引いてそれについて3分間フリートークをするという面接だったんですよ。一応掲示板などでその面接スタイルの情報は知っていたんだけど、いざ本番になると全然喋れなくて。「時間」というお題だったんですが、全く喋れなくて時間オーバーして爆死しました。午前中に面接だっただけど、即日合否が出る会社だったのでその日の夕方には、案の定不合格の連絡が来て。「私の今日の時間は何だったんだろう?」「今日何のために、何をしたんだろう?」という不甲斐なさで胸がいっぱいになってその日の家までの帰り道静かに泣きました...。


<大学3年4月>
相変わらずとにかく苦しい就活でした。
毎日スーツであるき、自分のやりたいことを見つめなければいけない日々はとても窮屈で、ものすごく情緒不安定でした。初めて最終まで行った志望度の高かった会社に落ちたり、SPI対策を詰め込んだり。まぁラフストに行ったりうち執のクリアファイルのために都内行脚したりとオタクしていたんですが、それでもどうにも苦しくて、泣きそうな毎日で。

そんな時に出会ったのが............あすかな!!!!

出会ってハマるまでの経緯はコチラ
monkichi3013.hatenablog.com

疲れ切って自己否定される日々の中、毎日忙しいのに架空のキャラクターを演じ切り、日々を頑張って生きる術を優しく教えてくれるSHOWROOM配信&丈くんの大学生の時企業への就職を考えた話、などに勇気をもらい、もうそれは面白いようにハマっていきました。今は落ち着いて配信はたまに見る程度ですが、この時期は配信のある夜には何も予定をいれず、スマホツイッター流し見、パソコンでSHOWROOM視聴&エントリーシート記入の3刀流で毎日を乗り切っていました。少年たちを友達とみる約束をして渋谷のTOHOシネマ下のクリスピークリームドーナツで友達を待ちながら丈くんへのファンレを泣きながら書いた思い出…。

そんなこともありながら、間違いなくあすかなのお陰で乗り切ったその頃でした。



で、4月は、V担がここ数年大変お世話になっている某放送局を受けました。年収が1000万円超えで採用人数が数人という恐ろしい倍率のこの会社。まぁES通れば良いな~くらいの気持ちでふざけて書いたESがまさかの通った。
ほんとにふざけすぎて激ヤバなのでそのまま載せちゃう。このESを読んでもらえたってだけで受けた価値はあると思ってます。

愛して止まないモノ・コトについて 500字以内
V6です。V6と聞くと「おじさんジャニーズでしょ?」等のイメージをされる方がいますが、実は只者ではないんです。なぜ私がV6に魅了されているのか。大きな魅力は、「衰えないダンス」です。元々アクロバットが売りであった為、基礎体力が同年代よりも高く、今でもレベルの高い踊りができます。その上プロとして日常的に体を整えているため、コンサートでは他の若いアイドルグループよりも圧倒的にダンス量が多く、その大人の色香漂うダンスは圧巻です。もう一つが「重厚な歴史」です。20年以上一人も欠けずにグループが続くことは決して容易ではなく、V6も何もなかったわけではない。けれど、一つ一つの歴史を全員の胸に刻み、今は程良い距離感と仕事量で航海を続けているのがV6です。他には、アイドルグループとしては珍しく楽曲制作にメンバーが携わっていたり、ジャニーズ事務所初の試みが5~6つあるほどに最先端を取り入れる挑戦姿勢などの魅力があります。V6のことを、ただのおじさんグループだと思っている人に、私は言いたいです。V6は、「職人気質」で「オシャレ」で「最先端」で「長い歴史」があり「現役で歌って踊り続けるプロフェッショナルアイドルグループ」です。

私多分、ESをはてブと勘違いしたんだと思う笑
落ちることを前提に、とりあえず感謝の気持ちと今後もよろしくお願いしますの気持ちを込めて書きました。笑ってくれ。いや、ほんとよく通ったな。

次のステップはGDでした。2日くらいの選択肢で1日10回開催されていて、一度に30人くらいしかいなかったのでESで割と絞られてる印象だった。6人で、新しいエンタメを何か考える的なお題で(忘れた)面接官3人の前で最後に決まったことをプレゼンする、という典型的なGDでした。でも、お題が漠然としすぎていたのと、設定が特に決まっていなかったのと、面接官の雰囲気がちょっとアレで、正直何を見ているのか、何を判断しているのかがよく分からなかった。だってGD全通の私が唯一落ちたGDだから!!!!!(怒ってる)
あまりにあっさり落ちたので「あ~縁がなかったんだな~」と諦めがつきました。V6を起用してくれる感謝が伝えられたのでそれだけで十分。社内の雰囲気は結構こじんまりしていて、少数精鋭でやってるんだな~という印象でした。ただ、これからどうやって営業利益をあげていくかの展望があまりよく分からなかったのは正直ありました。(落ちたから偉そうに言う奴)



ここでひとつ面白い話をしますねwwww
とりあえずA業界とマスコミ・エンタメ系で就活をしてたんですけど、色々情報を集めているうちに、A業界の中で、「高年収で月残業時間一桁の超絶ホワイト企業」という穴場を見つけたんですよ。でも、それが大元の本社なのか、関連会社なのか、どちらを指しているのか分からなくて。「とりあえず私がやりたいことは、本社の中の部門でもできるらしいから、年収高いし大元の方を受けてみよう~」と、ちょっと志望業界からは逸れていたけれど受けることにしたんですね。
その面接のスタイルがまぁ独特で。
ESの最後の項目に「待ち合わせの時に目印となるような服装や所持品を記載し、当日身に着けていてください」とあったんですよ。
「オタクのチケ業務か!!!!!」
なんで指定するんだろう?と疑問に思いつつ無事ES通過し、連絡が来ました。「某駅〇改札口にて17時に先日申請したモノや服装を身に着けお待ちください。担当者が迎えにあがります」と。で、嫌な予感を感じつつ17時に向かいました。するとスーツ姿の就活生がたむろしていて、その前には会社員風の男性がちらほら。「いやだなぁ...」と思いつつ虚無の顔で待っていたら20代半ばくらいの男性が声をかけてきました。
男性「もんきちさんですか、、、?」
「チケ業務か!!!!!(2回目)」
そう、ここの面接は若手社員と1対1の夕食を介しての面接だったんです。
男性「じゃあ、行こうか?」
パパ活か!!!!!!!!(パパ活したことないから知らんけど)」
でそのまま会社が指定したであろう和食屋さんに到着し、始まった面接。そして私は開始1分で気づきました。
「受けるところ間違えた」
先述しましたが、本社か関連会社かで迷って本社を受けたのですが、私がやりたいことは関連会社でしかできなかったらしいんですよ。なので圧倒的に業務内容が違いすぎて、お互いの意思疎通がまぁできない。だって志望業界とは違うからまず業務内容が分からん。知らんもん。途中帰りたすぎて、バックもってトイレに行く振りしてバックレようかと思った。あんなにオレンジジュース飲むのに頭使ったことないわ。就活中最も時の流れが遅いと感じた面接でした。あ、もちろん落ちました♡




そんな4月を駆け抜けて、ついに4月3週目で初の内定をゲットしました。


2回に分ける!って言ってた割にまた長くなったのでその3に続く